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色にはイメージがある
色にはそれぞれ色の持つイメージがあります。普段意識していなくても食べ物に対して「おいしそう」「熱そう」「辛そう」など無意識に感じ取っています。
この色の持つイメージ特性を理解し、POPにいかし商品のイメージカラーに応用するとお客様に伝わり易くなります。
暖色系・寒色系等を使い分ける
赤やオレンジは暖かいイメージや熟した果実の美味しそうなイメージを持っています。
一方、青や紫はクールなイメージや海などを連想させます。
あなたの売りたい商品に合う色はどんな色でしょうか?一般的な商品のイメージカラーを見てみましょう。
一般的な商品のイメージカラー
熱々の料理は出来たて感が出るように暖色系のカラーを使うと美味しそうに見えます。
海の魚は新鮮さを出す青系統の色を使い、フレッシュさを出したPOPにすることが多いです。
一般的な商品のイメージ一覧
食品全般 | 暖色系・オレンジ・赤 |
生鮮食品 | 寒色系・青・水色 |
癒し・ヒーリング | 淡いグリーン系・薄い青 |
コスメ・美容 | ピンク系・濃赤系 |
ビジネス | 青系・青紫・グレー |
伝統・匠・和風 | 黒・紫系・茶系・緑系・アースカラー |
子ども | 原色・黄色・ピンク系 |
商品のイメージ+用途でイメージカラーを決める
商品の効果によって何を得たいかでカラーを選ぶこともできます。
使うことによって元気が出ます‐‐‐オレンジ・黄色
買うことによって女子力がUPします‐‐‐ピンク・赤
癒しの効果があります。‐‐‐薄いグリーン
「商品を使用後どうなるか」のイメージに合わせて色を選ぶのも、お客様自身が自分の使用したらどうなるかをイメージできるので購入に繋がり易いです。
季節のカラーを入れるのも良い
季節商品などは背景に季節の色を入れることで雰囲気が出やすくなります。
下記は季節のイメージカラーですが、この色をごく薄くして背景にしちゃうと背景が白で寂しい時なんかには簡単でおすすめです。
春‐‐‐ピンク・黄緑
夏‐‐‐黄・青・緑
秋‐‐‐赤・オレンジ・茶・黄
冬‐‐‐白・グレー
イメージカラーを理解する重要性
POPを作るからには商品のイメージが上がらないと意味がありません。イメージカラーを理解することはいいPOP作りへの近道です。
デザインに自信がなくてもイメージカラーを適したものにするだけで、POPがグッと引き立ちます。
どのカラーを用いるかは、商品の特性を見極め、何をお客様に伝えたいのかを考えます。
これは「キャッチコピーで差がつくPOPテクニック」で分かり易く説明しているのでこちらも参照ください。
色のイメージまとめ
商品に合わせたイメージカラーを使用することで、商品のイメージをアップすることができます。
商品のイメージにあった色を選びつつ、お店で色が浮かないことも重要です。お店の色の配色に合わせて色の明度や濃淡トーンを整えると、お店の雰囲気を壊さず馴染むPOPができます。セールのPOPなどは多少目立つ必要があるので例外です。
色 | イメージ |
---|---|
赤・オレンジ・オレンジ | 暖かい・出来立て・健康・熟した色・元気 |
緑 | 森林・癒し・ヒーリング効果・健康 |
青・青紫・水色 | 冷たい・冷えた食べ物・生鮮食品・知的・さわやか |
紫 | 高貴・和・女性的 |
黒 | モダン・高価・シック |