新型コロナウィルス【COVID-19】の流行で自宅待機を強いられるイタリア人の現在の生活

新型コロナウィルス【COVID-19】の流行で自宅待機を強いられるイタリア人の現在の生活

ベルガモの死者を乗せた軍用トラックの列

移動規制がイタリア全土に拡大されて12日目、最初の一週間はまだまだ感染者のほとんどいない地域もあり、電車やバスは自由に使えないものの外を散歩したり、健康維持のために走っている人も見かけました。ちょうどこのころニュースでは潜伏期間が4~5日程度ではないかとも言われ始めていました。この事に関する真偽はいまだに不明です。移動規制が始まった1週間後の3月の17日を境に感染者は減少するのではないかと考えられていました。

3月22日現在感染者は減るどころか増え続けています。毎日5000人ほどの感染者が出ています。

ロンバルディア州の小さな町では人口の半分が感染し、死者が多く火葬が追い付かず軍用車が列になり、他の町まで移送している悲惨な状況です。

感染防止の為葬儀は行えません、感染の為入院して隔離されてから家族に会えず、そのまま亡くなる方もいます。

2週間目にして多くのテレビ番組で、散歩や走りに出ている人への非難やバッシング、南イタリアでは感染者の少なさから外で談笑をする若者がおり、それを市民同士で注意し合う状況が見られつつあります。

変わりつつある感染症に対する意識

イタリアではマスクを予防の為にする習慣はありませんでした。

イタリア人いわくマスクは本当に死にそうな病気にかかった時にだけするものだと言っていました。

マスクをしていると警察の職質に会うのも一つの理由かと思います。

なので新型コロナウィルス【COVID-19】発生当初予防のためにマスクを着けている日本人に、「感染しているなら外出するな」と罵声を浴びせる人もいました。

現在は予防の為にスーパーへの買い物にマスク更にはゴム手袋の着用が推奨されておりようやく予防の為のマスク使用が浸透しました。

不足するマスクや医療機器

実際に3Dプリンターで作成された部品

元々マスクを使う習慣のないイタリアでは全くマスクが足りていません。粉塵用のマスクを代わりに使っている人を多々見かけます。

それでもマスクは不足しており、1枚80€(約10000円)で売られていることもあるようです。消毒用のアルコールも不足しています。

他国主に中国からの支援物資のマスクも医療関係やスーパー、警察関係などに配られ市民まで届いていません。

国内の香水のメーカーが消毒用のアルコールの生産を始めたりストッキングのメーカーがマスクの生産を始めたりしています。

医療部品に関しては人工呼吸器の部品が足りず3Dプリンターで作成し利用したりもしています。

この様なマスクに関しては医療品として効果があるのかしっかり検査してから出荷してほしいと思います。