目次
訴求内容を厳選してからデザインを始める
「キャッチコピーで差がつくPOPテクニック」で売りたい商品の訴求ポイントを考えたかと思います。
まだの方は一度読んで頂くと分かり易いかもしれません。→「キャッチコピーで差がつくPOPテクニック」
ここでは訴求内容に合わせてデザインがどう変わるか、どう変えた方がよいのかを説明いたします。
訴求ポイントの順序を決める
訴求ポイントは3つぐらいに絞ります。その中で何を売りにするか順序を決めます。
訴求ポイントの内容は、商品名・価格・キャッチコピー・こだわり、といったところになります。
「昆布」を例に訴求ポイントごとのデザインを説明します。
POPにいれる文字はこれです。「黄金の出汁が取れる 厳選新物 羅臼昆布 ¥1,980」
文字を全部入れ込んだだけのデザイン
これだと何を訴えたいかわかりにくいですよね
訴求したい内容に合わせて文字に強弱をつけてPOPに入れるだけでだいぶイメージが変わります。
デザインといっても文字の強弱と考えると挑戦しやすい感じがしませんか?
メリハリがなく伝わらないPOPですね。。
訴求ポイントごとのデザイン例
価格訴求のPOPデザイン
価格訴求ということで、価格が一番目立つようにデザインしました。
特に他社と比べて価格に自信がある場合や価格を限定的に下げているものなど、お買い得なものには価格重視のPOPを付けるのがおすすめです。
価格が目立つように文字に黒の縁取りをし、影を付けています。Wordなどの機能でもできますので試してみて下さい。
キャッチコピー訴求のデザイン
キャッチコピー訴求のデザインはキャッチコピーの内容が分かるような文字デザインをするとキャッチコピーに自然と目が行きます。
目立たせたい文言を大きく、上から順に書いていき、最後に金額が来るのがPOPの見やすい順序です。
文字の装飾は「黄金の出汁」なのでゴールドに見えるグラデーションの文字に赤の縁取りをしています。このデザインテクニックは少し文字に物足りなさを感じた時に使えるので便利です。
商品名訴求のデザイン
商品名訴求なので分かり易いように上に持ってきています。
商品名訴求に向く商品は、商品自体がある程度名が知れていたり、ブランド力があったり、希少性が分かるもの等は商品名を訴求ポイントにすると効果があります。
「昆布」の文字装飾には、縁取りと陰で二重線を作っています。文字を重ねて二重にするのも良い方法です。
フォントの種類変えるだけでもデザインの印象はだいぶ変わる。
上のPOPはPOP体をベースに作っていますが下は明朝体の太字のもので作っています。
上はカジュアルなイメージで楽し気な雰囲気がしませんか?インパクトがありながらも、丸っこい部分もあるので、子供向けの案内や若者向けの商品などにも使われます。
下のPOPは角ばったフォントなので、高級感のある商品や大人向けの商品などに用いられます。
一つのPOPの中にフォントが何種類もあるとまとまらない感じになりますが、2種類(数字は別)ぐらいを使い分ける分には問題ありません。
まとめ
イラストやデザインが苦手でも大丈夫!
文字の大小・フォントの種類、文字の装飾(縁取りや影)を使って文字をデザインして売り上げUPを目指しましょう。